5540817 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

まぐ ? まぐ ~ 不妊治療 もう一つの選択 特別養子縁組 ~

まぐ ? まぐ ~ 不妊治療 もう一つの選択 特別養子縁組 ~

子どもを迎えてから(1)

子 どもを迎えてから(1)


手続きの嵐

ぷー太を連れて家に帰ってからは
色々手続きの嵐だった(^^;)

まずは 転入届。
ぷー太と私達は里親里子といった関係ではないので
養子縁組が成立するまでは
世帯主いも(旦那)の同居といった続柄になる。

次は保険。
まだ いも(旦那)の扶養にはいれないので
ぷー太一人を国民健康保険に加入させることになる。
その保険料はもちろん私達が払う。

保健加入が終わったら 次は
乳児医療証の申請。
ついでにダメもとで
児童手当をもらえるか聞いてみる。
児童手当については各市町村で考え方が
違うせいもあってバラバラだけど
幸い 私の市では ぷー太が入籍前にもかかわらず
世帯が同じになってて実質養育されているということなら
出しましょうということになった。
ラッキーだった。

ラッキーといえば
いも(旦那)の会社はとても寛容で
転入届けをして世帯が同じになった時点で
扶養手当を出してくれた。
とても嬉しかった。
ぷー太を迎えたことをとても喜んでもらえた(^^=)

そして児童福祉法第30条の
同居児童の届けというのが必要になる。
児童相談所から用紙を送ってもらい
県知事に対して申請しなければならない。
これを提出して 児童相談所の児童福祉士の方の
定期的な訪問観察を受けることになる。
(黙って家に連れてきて住むわけにはいかないのですね^^;)

こいうった手続きは全て自分でやるのだが
どうやるのか どういう書類が必要かは
全て会が教えてくれる。
困ったことがあればすぐにでも電話対応してくれるので安心なのだ。

こうやって一通りの手続きが済み
まずは3ヶ月、、試験養育期間が過ぎるのを
待つことになった。

旦那の親の反応

ぷー太を迎えて半月くらいした頃
いも(旦那)の両親がやってきた。

二人は初めて見る初孫の顔に
終始顔がほころびっぱなし。
迎える前にあんなに心配していたことも
ぷー太の顔をみると
全て吹っ飛んでしまったのかもしれない。
ぷー太の笑顔は皆にも笑顔をくれる。

公園で全く知らない人にまで
「うちの初孫なんです~」と
ぷー太を見せびらかす母(笑)

その翌日
いも(旦那)の祖父母、、ぷー太にとっては
ひいおじいちゃん おばあちゃんになる人に
会いにいこうということになった。
ここで問題がひとつ。
ぷー太のことを何て話そうか。
80歳を超えた老人に真実を話して
ショックを与えるより
普通に生まれましたって言ったほうがいいのでは?と
考えたり
いや、、それだと何故子どもが3ヶ月になるまで
報告しなかったのかという問題もおきるし、
万が一バレたらそのほうが問題が大きくならないか?
、、と散々両親とも話し合い
結局正直に話すことになった。

祖父母の反応

祖父母に会いにいった。
真実を話すと決めていたが
内心はドキドキだった。

私はあちらのおじいさん おばあさんに
会うのは結婚式以来だが
特におじいさんは 少し頑固な方と
聞いていて まともに話したことはなかった。

お久しぶりですと
私達に両親 それと母の妹、、叔母夫婦も一緒に
祖父母の家を訪ねた。
祖母はぷー太を見るなり
あらあらあらあら~と嬉しいそうな顔になった。
そして
「今何ヶ月なの?どうして生まれたときすぐに
連絡してくれないの?、、いえ もっと前
妊娠したときに教えてくれないの?」と聞かれた。
ここが話すときだと思い
両親が事情を説明してくれた。
いも(旦那)も一緒に話してくれた。
祖父母の反応は?!ドキドキ

すると意外にも
祖父は
「そんなことは関係ない。子どもに罪はない」
と ぷー太を抱き上げてくれた。
私はすごく感激したのと同時に
前日 ぷー太のことを誤魔化そうかと
考えた自分を恥ずかしく思った。
こんなに自然に受け止めてくれた周りに感謝した。
その夜は近所の店で宴会になった。
両親も叔母たちも ぷー太を知らない客に
自慢しまくりの迷惑(--=)

今 祖父の家にはぷー太の写真が飾ってあると
両親から伝え聞いた。

ぷー太と曽祖父母







© Rakuten Group, Inc.